わたし、有限会社永野技建の永野了です。新製品誕生秘話を皆さんにご紹介します。
とっても目ざとい私でした
ある日、郊外の田んぼ道を走っていて、交差点で信号待ち。
なにげに田んぼを見渡していると、スズメの大群を発見。
ほとんどの田んぼでスズメが群れを成しているなかで、ある一角だけ全くいない場所を発見。
「なぜ、あそこだけいないんだ?」
私は理由を確かめたくなり、車をその一角の傍に停めた。
そこで見つけたのは、無数の糸。
「なるほど! 糸をほどよい間隔で張り巡らせば、スズメたちは寄ってこれないんだ!」
ある日の改装工事で
お客様のT社長から相談を受けた。
|
T社長:「うちのマンションにはベランダに鳩が留まって困っているという苦情が多いんだよ。
何かいい方法はないかね?」
わたし:「鳩避けと言えば、鳩避けネットでしょう。」
T社長:「あれは、マンションの外観が悪くなる。もっと目立たず簡単な方法がいいんだが。」
わたし:「目玉風船はどうですか?最近では要らないCDを吊り下げるという方法もありますが」
T社長:「あれもやっぱり見た目が悪いし、鳩も賢くてすぐに慣れて効果がないらしい。」 |
そこで、私は糸を使って鳥避けしていた田んぼのことを思い出した。
|
わたし:「では、ベランダの手すりに糸を張りましょう!」
T社長:「どうやって?」
わたし:「手すりに金具を取り付けて、鳩が留まれないように糸を数本張るんです」
T社長:「金具はどうやって取り付けるんだい?」
わたし:「手すりに穴をあけて、ボルトで止めます。」
T社長:「そりゃ、いかーん! 物件に傷つけたらいかんだろう。」
わたし:「そうですね^^;・・・・・・。では、少し時間をください。考えてきます。」 |
取り付け簡単
ネットで鳩避けのことを調べると、困っている人のコメントをたくさん見つけた。
しかし、決定的な方法は見つからない。ただ、その中でも糸はすでに効果があることが実証されている。後は取付方法だ。
穴を開けずにボルト締め方式にすれば、手すりにかぶせてボルトを締めるだけ。これは簡単だ!私はすぐに設計図を書いた。そして金属加工業者に相談に行った。試作品を数点作り、自宅の手すりにつけてみた。うん、なかなかいい。
名前はベダだけど、「ハトストッパー」
取り付けが楽しみだ。
いよいよ取付
|
早速、T社長の元へ「ハトストッパー」を持っていった。
T社長:「試しに、一番、鳩に困っているお宅に取り付けてみよう」
わたし:「そうですね!効果があれば残りのお宅もすぐに取り付けましょう!」
T社長:「効果があればね(笑)」 |
もう終わったのかい?
取り付け時間は約1〜2時間。
|
わたし:「社長、お待たせしました」
T社長:「えらく早いなぁ。大丈夫かい?」
わたし:「手すりにかぶせて、ボルトを締めて、糸を金具に通すだけですから」
T社長:「穴を開けたりして、建物に傷をつけないのが嬉しいな。」
わたし:「建物に傷をつけずに、取付は簡単。それが私の目指したものですからね」
T社長:「ではこのまま1日様子を見てみよう。」 |
効果はすぐにわかりました
翌日の昼過ぎ、T社長から電話があった。
|
T社長:「永野くん!昨日のお宅の奥さん、喜んでるよ!」
わたし:「そうですか!よかったですね!では他のお宅にも取り付けましょう!」
T社長:「いや、それはもう一週間待ってくれ。効果が続くかどうかを確かめたいからな」
わたし:「はい!わかりました!」 |
その時、私は偶然にもそのマンションの近くを走っていた。取付けたベランダがどんな状態なのか知りたくて、車を止めて上を見上げた。
全く留まっていない。取付けていない上下の部屋には留まっている。やったぞ!
そして、さらに嬉しい発見が!
外観を損ねない
下から見上げても、少し離れたところから見ても、取り付けたハトストッパーが目立たない。
これなら、全戸に取り付けても外観は少しも変わらないはずだ。
口コミで広がった
一週間もせずに、T社長から電話があった。「永野くん、全室取付けよう!」と。
どうやら、ハトストッパーを取付けて喜んだ奥さんが、お隣さんに話したらしい。
2,3日経っても鳩は寄ってこない。こんなに効果があるのならすぐに取付けてほしいという要望がT社長に集まったということだ。私はすぐに量産体制に入った。
そして、一週間後、そのマンションのベランダには1羽の鳩も見かけなくなった。
今ではこのハトストッパーは、福岡県内の集合住宅からのご注文をいただいています。
これを全国の「鳩公害に悩む方々」にお届けしたいと思いホームページを開設しました。
お困りの方はどうぞお気軽にお問合せください。